ストーリー

復習しよう!2話を振り返り!復習しよう!2話を振り返り!
#32023.04.26 放送

月夜野ドリンクの一大プロジェクト『ムーンナイトプロジェクト』の目玉商品『カメレオンティー』。開発部の高梨部長(常盤貴子)のもと、全貌が明かされないまま開発が進められてきたその紅茶が、知財部にお披露目される。時間を置くと色と味が変わるという特別な技術を特許出願すべく、動き出す知財部。

自分も何か役に立ちたいという亜季(芳根京子)に北脇(重岡大毅)が命じたのは、新技術が他社の特許を侵害していないか調べる<侵害予防調査>だった。
そんな中、亜季が慕う先輩のさやか(朝倉あき)が担当する、カフェチェーンとの共同開発商品の試作品が完成する。高梨のある思惑により、「カメレオンティー」の開発から外れることになったさやかが、起死回生をかけた新商品のスムージー。亜季も完成を喜ぶが、最終段階で取り入れた製法が他社の特許権を侵害していることが判明!

北脇は目前に控えたカフェチェーンへの最終プレゼンは中止するべきだと主張。高梨は、スムージーの開発を見合わせ、亜季の同期の窪地(豊田裕大)の企画を先方に提出すると決定してしまう。

一度は落ち込んださやかだったが、特許を侵害しない製法をプレゼンまでに見つけ出そうと決意。
亜季も『カメレオンティー』の侵害予防調査と並行して、さやかを手伝おうとするが2つの仕事の両立は、簡単なことではなく…。知財部の仕事の厳しさに直面しながらも、大切な仲間の努力の結晶を守りたいと願う亜季。その試行錯誤の果てに掴み取るものとは…?

以下、ネタバレを含みます。

亜季が『カメレオンティー』の侵害予防調査と、さやかの手伝いに忙殺される中、北脇はある会社が、月夜野の特許を無断使用していることを指摘。その会社は『カメレオンティー』の事業にも関わっているため、穏便に済ませるべきだと高梨は主張するが、北脇は割り切って突き進もうとする。他部署の事情を顧みない北脇のやり方に亜季は反発するが…。

そんな中、さやかから「最近の亜季は北脇さんと同じ」だと指摘された亜季は、自分の余裕のなさに気付かされる。
アレルギーに苦しむ子どもたちへの思いも込めて、スムージーを開発しているというさやかの熱意を知った亜季は、さやかがスムージーの材料を仕入れている有機農園へ。その農園で作っている玄米を使ったライスミルクを飲んだ亜季は、牛乳ではなくライスミルクを使えば特許を侵害することなく理想の味のスムージーを作れることに気付く。

北脇のお墨付きも得てさやかのスムージーが無事に完成するが、残念ながらカフェでは不採用に。しかし、諦めずに開発を続けたさやかに、高梨は『カメレオンティー』の開発から外した理由を告げる。憧れの高梨から「自分と似ているからこそ、他の商品の開発を任せた」と言われて、感極まるさやか。

一方、亜季は侵害予防調査に時間ギリギリまで全力を注いでいたが…。自分のやっていた作業は「ただの練習」で、正式な報告書は北脇が別途作成していたと知り、北脇への不信感を募らせる。さらに、北脇が月夜野の特許を盗むために親会社から送り込まれてきたという噂を耳にして…!