ストーリー

復習しよう!6話を振り返り!復習しよう!6話を振り返り!
#72023.05.24 放送

今宮食品という会社から、ある特許を2千万円で買わないかというオファーが届いた。あまりの金額に亜季(芳根京子)は驚くが、開発部長の高梨(常盤貴子)はその技術が月夜野の「ぐるっとヨーグル」という商品に使われていると指摘。月夜野が特許権を侵害していることになるのではないかと、社内は騒然となる。

しかし北脇(重岡大毅)は、その技術は「特許性」がない=特許を認められる要件を満たしていないので、特許を買う必要はないと判断。亜季は胸をなでおろすが、弁理士の又坂(ともさかりえ)は何かが引っかかる様子で…。

そんな中、販売店に「月夜野が特許を侵害している」という悪質なビラが配られ、会社に抗議の声が殺到した。今宮食品の仕業だという確証がないため、亜季と又坂が今宮食品の青汁の試飲会に潜入して、相手の様子を探ることになる。試飲会で2人が出会ったのは、今宮食品の社長・今宮(岩谷健司)とアドバイザーの芹沢(鶴見辰吾)。今宮と芹沢は「特許を取得した技術を使っている」と商品をアピールするが、特許が使われているのは青汁そのものではなく…。

今宮食品が特許を利用して、違法スレスレの商売をしていることを見抜く又坂と亜季。高梨は月夜野のイメージを守るために、今宮食品に和解金を払って騒動を早く収束させるべきだと主張するが、又坂は反発する。 なぜ又坂は、そこまで今宮食品にこだわるのか。

その理由を聞いた亜季は、問題の突破口を探そうと奔走!開発者の汗と涙の結晶を守るための特許を食い物にする今宮食品と、亜季と又坂、北脇の決戦の火蓋が切られた!

以下、ネタバレを含みます。

又坂が弁理士になるきっかけとなったのは、大学時代の先輩・中野誠司(板尾創路)が「太陽新社」という会社に騙され、特許も研究の場も奪われたことだった。弁理士となった又坂は「太陽新社」と同じような手口を使う会社から、個人の発明家を守るために働き続けていたのだ。その思いを知った亜季は、今宮食品が販売する青汁の製造方法に関する技術に着目。

すると今宮食品が、営業休止中の「青山製薬堂」が特許を所有する技術を無断で使っていることが判明する。早速、亜季と又坂は「青山製薬堂」に向かうが、「青山製薬堂」は訴訟には後ろ向きな反応。
そんな中、高梨の意向もあって月夜野が今宮食品に和解金を払うことが決定し、亜季と又坂は北脇と共に再び今宮食品の試飲会を訪れるのだが…!

亜季と又坂の素性に気付いた今宮と芹沢は、試飲会に来た2人をバックヤードに連行。
同行していた五木(渡辺大知)も捕まり、北脇だけが会場に取り残されてしまう。多勢に無勢のピンチの中、今宮食品が特許を悪用していることを糾弾する又坂。今宮と芹沢は余裕の表情だったが、「青山製薬堂」の特許を月夜野が買い取っていたため、一気に形勢が逆転する。

しかも、今宮と又坂たちのやり取りを、亜季と北脇の連携プレーによって会場で中継していて…。騙されていたことを知った客が今宮たちのもとに押し寄せることとなり、今宮食品の問題は解決した。

一方、今宮食品の書類に混ざっていた「太陽新社」の古い資料に、高梨の名を発見した又坂は動揺。そして裁判所から、特許権侵害についての訴訟を起こすという通知が月夜野に届いた!