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このドラマは、全編にわたり数々の生け花作品が登場します。
物語の内容に寄り添った作品を手がけてくれたのは、華道家・大谷美香さん(草月流)。
キャストへの指導を行いながらも、可愛らしい小ぶりの作品から、
猛り狂ったような大もの作品まで、
心のこもった作品を創り上げてくれています。
生け花は、「場にいける」が決まり事だそうです。それぞれのロケ地で、場にいけられた
生け花作品をお楽しみください。

月島家

月島家の生け花は、家元である市松がいけた、あるいは市松が認める高位の師範がいけた、と仮定していけています。月島流の神髄「たゆたう、光と影」そして重厚感を表現できることを目指しています。

月島家の大広間にある床の間は、幅が2.5メートル以上あるかなり大きな床の間です。この空間にいける作品には、かなり力が入っています。

この作品では、イブキという高級花材を組み合わせ、インパクトドライバーで留めることによって独特の動きを出しています。第4話で、高井がももの本当の父親である、と判明する重要なシーンなので「重くのしかかる抗えない運命」を自然の圧倒的な美しさで表現しました。(大谷美香・草月流)

花財提供・三田ハナモ http://www.mita-hanamo-florist.co.jp/
大谷美香(草月流) http://www.atelier-soka.com/