情報のタネの見つけ方

梅雨入りが発表されたにもかかわらず、強い日差しが続く6月下旬―。
今回受講してくれたのは高校1年生、62名です。

担当の先生によると、学校では決められた授業以外の講義に触れる機会がほとんど無いため、外の世界を知ってもらいたいという思いが常にあり、昨年に引き続き今年もまた応募してくださったとのことでした。

この授業は、与えられた「課題」から自分たちで「テーマ」を見つけ、そのテーマについて深掘りし、最終的にどのように発表すれば人の心に届けることができるか、そのコツについて、我々の仕事とリンクさせながらお伝えする、というものです。

・番組の企画のタネはどういう視点で見つけているの？
・タネを見つけるために大事なことってなんだろう？
などを授業の前半でお伝えし、後半はグループに分かれ、実際に与えられた「テーマ」からグループごとに自由に番組企画を考え、取材プランを立てます。

『これ調べてみたくない？』『ここに取材できたらいいよね』など様々な意見が飛び交い、教室内が熱気に包まれていました。

情報のタネを見つけて深掘りすることは非常に頭を使うけれど、その分やりがいを感じられるということを少しでも味わって頂けていたら幸いです。

授業の感想をいくつか紹介します。

• ・何をテーマにするか決めてから、それをよく調べあげて、どう相手に伝えるかまで考えることが成功のカギなのかなと感じました。
• ・情報の見つけ方もさることながら、それを深め、伝える力について学べたことが役に立った。
• ・何か調べ物をする時に、どこから調べたらいいのだろうと困ることがたまにあるので、今日の授業を受けて、良い調べ方や興味が湧くトピックの探し方を知ることができてよかった。