
居場所系のフリースクール『ユカナイ』で、週の予定を決める恒例のミーティングが行われていた。様々な案を出して子どもたちが自主的にやりたいことを決めてゆく。タツキ(町田啓太)もそこに参加するが、多数決なのに一人でいくつもの意見に挙手し、子どもに注意されるのだった。
そこへ、小学5年生の杉谷朔玖(高木波瑠)がやって来る。友達とのトラブルはなく、勉強も運動も好きで得意だというが、朔玖が言うには学校が「ダルい」らしい。
『ユカナイ』でサッカーやゲームに誘われても、参加しない朔玖。しかし、たまたまあった歴史漫画の本には興味を示す。そこでタツキは歴史の雑誌などから好きなものを切り貼りする“コラージュ”をしようと提案する。すると朔玖は、織田信長らの武士とサッカー選手が戦うコラージュを作成。その中には一人だけ逆向きで、戦いから逃げているように見えるサッカー選手がいた。
朔玖のコラージュをタツキと一緒に眺めるしずく(松本穂香)と三雲(江口洋介)は、逃げているサッカー選手に加えて、威圧感のあるボス・信長の存在も気にかける。「誰かを表してるんですかね?友達関係じゃないとしたら…例えば先生とか?」
やがて、朔玖が学校に行けなくなったのは、運動会の練習が始まった頃だと判明する。スポーツ万能なら運動会はむしろ活躍の場のはずだと疑問に思うタツキだったが…。