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サマリーNO.15

自分の左腕に恋をした患者

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82020年2月29日

幸子 さちこ (広瀬アリス)が担当する脳出血の患者・ 前川 まえかわ (金田明夫)は、麻痺した腕を他人の腕と思い込む、いわゆる“エイリアンハンド”と診断され、さらに左腕を擬人化し「愛する若い女性」と言い出す…。



前川の目には確かに自分の左腕が若い女の姿に見えている様子で…。献身的に介護をしてきた前川の妻・ 純子 じゅんこ (原日出子)はたとえ幻覚であっても若い女にうつつを抜かす夫の裏切りに、ショックと怒りを感じる。一刻も早く手術をする必要がある前川だが、純子は、夫への復讐なのか?手術の同意書を拒絶するのだった。 深山 みやま (天海祐希) を頼ろうとする幸子に、 今出川 いまでがわ (三浦友和)は珍しく厳しい口調で自分で同意書を取るよう叱咤する……。



今までにない今出川の剣幕に焦りを感じて純子を説得しようと試みる幸子。しかし、長年の夫婦関係で、前川に抱く純子の複雑な心情を前にした幸子はかける言葉が見つからなかった。脳外科に来てからの3ヶ月間、全く結果を出せていないことを人知れず悩んでいた幸子は、 犬飼 いぬかい (福士誠治)や 真凛 まりん (森田望智)の励ましを受けながら、前川にもアプローチするものの…。



そんな中、病院に深山の別れた夫・ 沢城 さわき (小市慢太郎)とその妻・ かおる (酒井美紀)が訪れる。深山の元に家出したまま戻ってこない娘・ 真実 まみ (桜田ひより)を心配する沢城に、ようやく真実と打ち解けてきた深山は複雑な心境で対応する。一方、近い将来アメリカに戻る予定の 黒岩 くろいわ (椎名桔平)は、姿を消した たもつ の母親を探すがなかなか見つからず、心を開かない保との関係にも手を焼いていたのだった…。



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