ストーリー STORY

#2
「ようこそ、こちら側に」襲い来る、白塗りの男の罠!大切な人を狙われた樋口とひかり、そして石川が迫られる『選択』とは…!
7月17日(土)よる10時30分~11時24分
※30分遅れての放送です

樋口(唐沢寿明)の裏をかいた白塗りの男とその共犯者・二ノ宮純名は、樋口の息子・大樹を連れて逃走!倉庫で襲われた重藤雄二の兄・通孝率いる捜査一課も捜査に加わり、全力で逃走車両を追跡する。そんな中、ECUのひかり(真木よう子)は、拳を握りしめ、交際相手だった重藤雄二が殺害された時の映像を見直していた。「聞き漏らさない、犯人の音を。この耳で捕まえる−−」鬼気迫る表情のひかりは、犯人の足音の“ある特徴”に気づく……。

乗り捨てられた犯行車両を見つけた樋口は、石川(増田貴久)と手分けして犯人を追う。ECUから耳を澄ますひかりの力を借り、純名を追い詰める石川。しかし、純名は体に巻きつけた爆弾を見せると、近くにいた子ども達の群衆に向かって行き……!!

一方、樋口は、白塗りの男を追って雑居ビルの地下室に到着。目隠しをされた大樹を発見するが、白塗りの男の罠はまだ張り巡らされていた……!
そして、3日後―。白塗りの男は、大樹を解放する。しかしその痛ましく変わり果てた息子の姿に、憤る樋口。白塗りの男の真の目的とは一体何なのか――。

そんな中、樋口が石川を連れ、ECU緊急出動班の班長として復帰することが決まる。そして、純名が使った爆弾の特徴から、事件は意外な進展を見せる!さらに、ECUには息つく間もなく、新たな拉致事件の通報が入り……!

以下、ネタバレを含みます。

純名が使用していた特殊な爆弾が、市役所の立てこもり犯・堀部が使用していたものと同じ構造であることが発覚。堀部を取り調べると、爆弾は白塗りの男から贈られたものであることがわかる。さらに、純名が残したパソコンの情報から、白塗りの男はこれまでに起きた幾つもの凶悪事件にも絡んでいることが明らかに!男は、憎しみを抱く者の心につけ込み、一線を越えさせて楽しんでいたのだ。

そんな中、ECUに新たな拉致事件の通報が入る!被害者は16歳の少女・武井薫。通報した薫の母・光代によると、拉致された薫本人から連絡があり、被疑者は7年前、薫に強制わいせつをした前科のある塚田という男だという。薫の父・良彦は怒りから包丁を手に塚田のマンションへ。樋口と石川も現場へ急ぐ!しかし、塚田の自宅に薫の姿はなく、怒り狂った良彦が、潔白を主張する塚田の首に包丁を向けていて――!

一方、ECUでは無実を訴える塚田の声を聞いたひかりが、その声が嘘をついていないことを見抜く。さらに付近の防犯カメラの映像から、薫の拉致事件が自作自演だったことが発覚!薫は塚田を再び逮捕させるため、事件を捏造していたのだ。怒りの収まらない良彦を樋口が説得し、事件は無事解決を迎えたように見えたが……。ひかりは、樋口の無線から聞こえた「子どもを真似たような声」が気にかかる。「これからあの子と遊ぶんだ」それは塚田の小さな呟きで……。

さらに、塚田のついた一見意味のない小さな“嘘”がひっかかり、その前科を調べる。すると、塚田が『小児性犯罪者』だったことがわかる。ある予感に、凍りつくひかりと樋口……。
その頃、人気のない道を歩いていた薫の幼い弟・優太の前には、ピエロに扮した塚田の姿が。新たな拉致事件が発生しようとしていた…。

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