ストーリー STORY

#4
「あいつを殺せてよかった」浮上した内通者の存在、暗躍する白塗りの男の恐怖の中、ECU室員が『DV事件』の連鎖に巻き込まれる…!
7月31日(土)よる10時00分~10時54分
※放送時間が遅れる可能性があります

元交際相手・前薗に拉致されたECU室員の知里。緊急指令室では、逃走車両を特定し、樋口(唐沢寿明)と石川(増田貴久)が追跡を急ぐ!

そんな中、知里を襲った前薗が、大型リゾート施設を開発している前薗グループの御曹司であることが発覚。ひかり(真木よう子)は、前薗がリゾート近くにある別荘に知里を連れ込むと読み、事件は逮捕監禁事件に発展する。同じ頃、前薗の別荘では、知里に命の危機が迫っていた!

事件発生から44分。別荘に到着した樋口と石川が発見したのは……なんと腹部を刺された前薗の姿!さらに現場から知里の姿は消えていて……。ECU内で動揺が広がる中、緊急出動班は現場からの逃走に使われた前薗の車の行方を追う。
一方、別荘に残った樋口は、玄関と逆方向の壁に血痕がついていることに気づく。さらにECUのひかりは樋口の無線から微かな音をキャッチ。別荘内にまだ人が潜んでいることを言い当てる。重いドアの向こうにいた人物とは……!?さらに、前薗の過去を調べると、その恐ろしい本性が明らかになる!

以下、ネタバレを含みます。

前薗を刺したのは、知里のようにDVを受け、前薗に恨みを持つ女性たち、由香と綾乃だった!別荘の奥の部屋で難を逃れた知里は、樋口と合流。ECUのひかりたちと協力し、被疑者を追跡、逮捕する!由香と綾乃は過去の前薗の暴力で体が不自由になるほどの怪我を負わされていたにも関わらず、前薗の父・浩二に被害の訴えをもみ消されていた。

ひかりは由香の取り調べを担当。前薗が一命をとりとめたと聞いた由香は、なぜかゆっくりと供述を始める。その様子に、樋口とひかりは違和感を覚えるが……。
由香の供述内容の齟齬に気づいた樋口は、綾乃の他にもう一人共犯者がいると推測する。前薗の交際相手を洗うと、1年前に自殺した看護師・上野舞がいることが発覚。舞の母・早苗は、娘が前薗の暴力のせいで自殺したと訴えていたが、再捜査の依頼が受け入れられていなかった。由香がわざとゆっくりと供述していたのは、共犯者・早苗が確実に前薗を殺すための時間稼ぎをするためだったのだ!
コード0を発令するひかり!その頃、病院内に紛れた早苗は、警備の網を抜け、前薗の病室へと忍び込んでいた……!

病院に急行した樋口は前薗の安全を確保し、逃走した早苗を捜索する!そんな中、前薗の抵抗を受け重傷を負っていた綾乃が亡くなり、前薗の容態が安定したという知らせが入る。憤りを感じる石川は、突然めまいを感じると、その場に倒れてしまい……。
一方、屋上に向かった早苗は自ら命を絶とうとしていた!駆けつけた樋口は知里と共に必死に早苗を説得。前薗だけでなく、警察にも必ず罪を償わせると約束すると、無事に早苗を確保する。
事件解決後―。樋口は、前薗の父が県警本部の管理官・杉原を買収し、息子の事件をもみ消していたことをメディアに暴露する!警察内の汚職は一掃されたように思われるが……。

そして石川は自分の症状を樋口たちに隠し、仕事を続けようとしていた。ひかりは、石川の様子に不安を感じていて……。
そんな矢先、山林で遺棄された遺体が発見される!遺体の心臓には、白塗りの男に殺された重藤と同じ焼印が押されていた!さらに樋口の元に息子・大樹の意識が戻ったと連絡が入る。大樹は強烈なトラウマから、樋口を認識できない状態で……。
その夜。大樹に付き添う樋口の元に、白衣の男が火傷の治療に訪れる。しかし、樋口が振り返ると……それは、白塗りの男!不意打ちに遭った樋口は意識を失う!
同じ頃、ECUのひかりは、遺体で発見された男の携帯の発信履歴を調べていた。そこには、県警の本部長・小野田の名前が……!
暗闇の中、絶体絶命の状況で目を覚ました樋口。ついに白塗りの男の魔の手が樋口に襲いかかる!

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