ポール・メロン
Paul Mellon (1907-1999)
ワシントン・ナショナル・ギャラリーの創設者、アンドリュー・メロンの長男。姉にエルサ・メロンがいます。
父の遺志を継いで1938~39年に同館評議会の会長を務めました。1963~78年に再び同職を務め、東館(新館)の建設計画を監督、建設資金の大部分を提供しました。
ポール・メロン夫妻によるナショナル・ギャラリーへの寄贈は、900点以上にのぼるヨーロッパ絵画の傑作やエドガー・ドガの踊り子と浴女の蝋彫刻など世界有数のドガ・コレクション48点などで、本展にはポール・セザンヌの《赤いチョッキの少年》他、24点が出展されます。