2010.9.4.

【押しも押されぬ?】

学校から戻ってくることはと悠斗
ことは『おじいちゃん!』 
教 授『おかえり。お!悠斗くん、ごきげんよう』
悠 斗『こんにちは!』
ことは『聞いてよ!悠斗があのサッカーの名門、修棟高校から
    スカウトが来ているんだって!』
照れる悠斗
ことは『学校じゃ押しも押されぬ大スターだよ!」


教授が突然くしゃみ!
押しも押されぬ』、なぜ間違いなのでしょうか?


「押しも押されぬ」ではなく、正しくは「押しも押されもせぬ」です。
「自ら他人を押すこともなければ、他人に押されることもない」ということを 表し、 「実力があって、他人に左右されたり圧倒されたりしない」という意味です。


「押しも押されぬ」では、打消しの「ぬ」が「押され」にしかかからないので、
日本語としておかしな表現になるため、間違いなのです。