2010.9.11.

【枯(か)れ木も山のにぎわい】

書斎で新聞を読んでいる教授
ことはがサッカーの応援旗を持って入って来る
ことは『おじいちゃん、見て!じゃーん!』
教 授『こりゃすごいね。幼なじみの悠斗君の応援かい?』
ことは『そう!…ねぇ、おじいちゃんも一緒に行こうよ!』
教 授『うーん…まだ暑いし、私はいいよ』
ことは『えー、応援は大勢いた方が
    枯(か)れ木も山のにぎわいで、盛り上がっていいのに!』


教授が突然くしゃみ!
枯(か)れ木も山のにぎわい』の使い方、なぜ間違いなのでしょうか?


「枯(か)れ木も山のにぎわい」とは、枯れた木でも山に趣(おもむき)を添えるという ことから「つまらないものでもないよりはまし」であることの例え。
だから、他人に対して使うのは失礼になります。


文化庁の「国語に関する世論調査」でも、
正しく答えた人は40パーセントに満たないという結果がでています。