2012.6.16.

【いたいけ】

いろはと、ことはが窓から外を見ている。
窓の外には、びしょ濡れでピザを配っているピザ屋のおじいちゃん
いろは「ことは、傘を貸してあげたら?」
ことは「うん!」
ことは戻ってきて
ことは「傘を貸してあげたら、ピザ屋さん、すごく喜んでたよ!」
いろは「風邪引くといけないもんね」
ことは「雨の中頑張ってる、あんないたいけな姿を見ると
    応援したくなっちゃうよね!」


いろはが突然くしゃみ!
いたいけ』の使い方、なぜ間違いなのでしょうか?


いたいけ」は、「幼気(いたいけ)」と書き、
幼くかわいらしい、弱々しくいじらしいこと。
また、心が痛くなるほどあわれむべき子どもの様子を表すときに使います。
その語源は「痛い(いたい)気(け)」で、
「かわいらしさが痛いほど強く心に感じられる様子」からきていると
言われています。