書斎でことはが電話をしている。
テーブルで、いろはがスキーのパンフレットを見ている。
いろは「ああ、スキーなんて何年ぶりかしら…」
ことは「はい、少々お待ち下さい！
　　　　お母さーん、ホテルの人に聞いておくことあるー？」
いろは「えーっと、ゲレンデまではどうやって行けばいいの？」
ことは「ちょっと聞いてみるね！」
ことは、電話に戻って
ことは「あのー、ゲレンデまでは？　…はい、はい、なるほど！
　　　　ホテルからゲレンデまで、
　　　　バスでご案内してくださるんですね！」

いろはが突然くしゃみ！
『ご案内してくださる』なぜ間違いなのでしょうか？

「ご案内する」は「案内する」の謙譲語。
謙譲語は、自分の行為に用いて相手を立てる時に使います。
「案内する」、が相手の行為の時は、
尊敬語「ご案内くださる」を使いましょう。