いろはが新聞を読んでいると、
ことはが不安な面持ちで学校から帰ってくる
いろは「おかえり」
ことは「お母さん、どうしよう…」
いろは「どうしたの？」
ことは「それが…今日学校の食堂で写真部の枝見ちゃんが、
“部活辞める！”って言ってるの聞いちゃって」
いろは「え、副部長の？」
ことは「一体何があったんだろう。私のせいかな。
　　　　疑心暗鬼を抱いちゃうよ…」

いろはが突然くしゃみ！
『疑心暗鬼を抱く』なぜ間違いなのでしょうか？

「疑心暗鬼」とは、
もともと「疑心、暗鬼を生ず」という中国の故事に由来し、
疑う心が強くなると、ありもしない鬼の形まで見えてくる。
つまり、何でもないことまで恐ろしく思えたり、
疑わしく思えたりするという意味。
正しくは、「疑心を抱く」、「疑心暗鬼になる」と使いましょう。