大学の渡り廊下で、いろはとことはが、教授と話している。
教　授「それじゃあ、またね」
いろは「はい、お気をつけて」
去っていく教授
ことは「お母さんの大学には色々な先生がいるね！」
いろは「あの先生は来週からしばらくロンドンに行って、
　　　　シェークスピア文学をもっと深く研究してくるんだって」
ことは「へー、お母さんもすごく勉強家だと思ってたけど、
　　　　上には上がいるね！」

いろはが突然くしゃみ！
『上には上がいる』なぜ間違いなのでしょうか？

最も優れていると思っていても、さらに優れているものがある事の慣用句は、「上には上がいる」ではなく、「上には上がある」です。
人間の行為だけでなく、ものごとの状態にも使う表現ですので、
「いる」ではなく「ある」と言いましょう。