2014.11.1.

【閑古鳥(かんこどり)が鳴く】

書斎で、ことはと文之介が楽しそうに話していると、
いろはが、仕事から帰って来る。
いろは「ただいまー、何してるの?」
ことは「今度、学園祭があってね」
文之介「ことはお姉ちゃん、変わったカフェをやるんだって!」
いろは「へー、どんなの?」
ことは「知らないお客さん同士、同じテーブルに座ってもらう、
    『シェアハウス・カフェ』!」
いろは「それ、ただの合い席じゃない!
    そんなんじゃ、閑古鳥が鳴いちゃうわよ…」


文之介「(…ん?閑古鳥が鳴く?)ヘックション!」
文之介が突然くしゃみ!


閑古鳥が鳴く』とは、どういう意味なのでしょうか?


閑古鳥が鳴く」の
閑古鳥』とは、「カッコウドリ」がなまった言い方。
カッコウの鳴き声が悲しげに聞こえることから、
商売がはやらず、店内がひっそり静まり返っている様子を表す。
ちなみに、カッコウは渡り鳥で、日本には夏の初めに飛来。