2015.4.18.

【しどろもどろ】

書斎で、いろはが仕事をしていると、
文之介が眠そうに入ってくる。
すると、家の前に車が停まり、ドアが開く音がする。
ことは「ただいまー…起きてたんだ…」
いろは「今、車の音がしたけど、誰かに送ってもらったの??」
ことは「え?!あの、えーと…それは…」
いろは「そんな、しどろもどろになって、あやしい…」


文之介「(…ん?しどろもどろ?)ヘックション!」
文之介が突然くしゃみ!


しどろもどろ』とは、どういう意味なのでしょうか?


しどろもどろ」とは、
言葉の使い方や話の内容など乱れている様子のこと。
「しどろ」とは「まとまりがなく乱れていること」を表す
平安時代の言葉。
また「もどろ」は「斑(まだら)」の変化形で、
「まだらもようを描くように入り乱れているさま」を表す言葉。
つまりこの同じ意味を表す2つの言葉を重ねることで、
より「乱れている様子」を強調している。