2015.9.5.

【釘を刺す】

いろはの勤める大学の図書館。
ことは、文之介が司書に注意されている。


テーブルで調べ物をしている、いろは。
文之介「あ、いろは叔母さーん!」
ことは「(小声で)ちょっと、文之介君」
いろは「どうしたの?」
ことは「さっき、図書館内では静かに!って、
    釘を刺されたのに!」


文之介「(…ん?釘を刺された?)ヘックション!」
文之介が突然くしゃみ!


釘を刺す』とは、どういう意味なのでしょうか?


釘を刺す」とは、あとで言い逃れをされたり
間違いが起きたりしないように、あらかじめ念を押すこと。
その昔、日本の木造建築は、釘を使わず、材木に穴を開けて、
別の材木をはめ込むやり方が一般的。
その後、念のためにさらに釘を刺して固定したことから転じて、
念を押すという意味でも使われるようになりました。