2017.4.29.

【水を得た魚(うお)】

書斎で、文之介が合宿の準備をしていると、
いろはと、かるたが入ってくる
かるた「お兄ちゃん、楽しそうになにやってるの?」
文之介「明日の合宿の準備だよ♪」
いろは「天文部に入ったんだったわね」
文之介「昔から星が好きだったのが、顧問の先生にも認められて、
    合宿の班長に指名されたんだ~」
かるた「すごーい!」
いろは「ふふ、まるで水を得た魚ね」


かるた「(…ん?水を得た魚?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


水を得た魚』とは、どういう意味なのでしょうか?


水を得た魚(うお)」とは、
古代中国の物語『三国志』で、殿様である劉備(りゅうび)と
家臣である諸葛孔明(しょかつこうめい)の親密な関係をたとえ、
魚は水がなければ生きていけないことから、
切っても切れない間柄を表す言葉として使われました。
転じて、現在では「その人に合った環境や場所で生き生きと
活躍するようす」を表します。

近年、「水を得た魚(さかな)」という言い方も増えています。