2017.9.16.

【歯が浮く】

書斎に、文之介と、かるたがカレーを食べていると、
いろはが水を持って来る
かるた「いろはおばさん!おかわり!」
文之介「僕も!」
いろは「今日は二人ともよく食べるわね!」
文之介「それにしても、何でこんなに美味しいんだろ!
    やっぱり、キレイな人って料理まで美味しいのかなぁ。
    叔母さんと出会えたことがまるで奇跡だよ!」
いろは「文ちゃん、何!?そんな歯が浮くようなこと言って」


かるた「(…ん?歯が浮く?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


歯が浮く』とは、どういう意味なのでしょうか?


歯が浮く」とは、
「きざで軽薄な言動に対して不快な気持ちになる」さま。
17世紀からすでに、不快を表す表現として
「歯の根がゆるむ」という意味で使われていましたが、
「軽薄な言動に対して不快になる」の意味は明治初期の小説で
使われ始めました。