2017.12.2.

【師走(しわす)】

書斎で、いろはが忙しそうに仕事をしている隣で
文之介と、かるたがクリスマスツリーの飾り付けをしている
いろは「年末は必ず立て込むのよね…」
かるた「ねえ、いろは叔母さん、ツリーどう?」
文之介「かるた、今仕事してるから邪魔しちゃダメだよ」
かるた「うん」
文之介「いやー、まさに師走って感じだね~」


かるた「(…ん?師走?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


師走』とは、どういう意味なのでしょうか?


師走」とは昔の暦(こよみ)で12月を表し、
奈良時代の『日本書紀』にはすでに登場している古い言葉です。
平安時代の辞書には、
師走」は元々「師馳(しはす)」と書いてあるように、
12月は家々が師を呼んでお経を読んでもらうため、
師が東西に忙しく走り回ることから
「師馳しはす月」とされたという説もあります。