2018.12.1.

【馬耳東風(ばじとうふう)】

書斎で、文之介が勉強をしている横で、
本を読んでいるかるた。玄関のチャイムが鳴る。
いろは「文ちゃん、アラキ君が遊びに来てるわよ?」
文之介「え!?テスト前だから遊べないって言ったのに!」
いろは「そうなの?」
文之介「ちょっと、断ってくる!
    いくら言っても馬耳東風なんだから…」


かるた「(…ん?馬耳東風?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


馬耳東風』とは、どういう意味なのでしょうか?


馬耳東風」とは、他人の忠言や批評などを聞いても
まったく心に留めず、少しも反省しないことのたとえ。
古代中国の詩人李白の詩の一節、
『世間の人たちは我々の詩を頭を振って聞き入れない。
まるで春風が馬の耳に吹くようなものだ』に由来する言葉です。