2018.12.8.

【挙げ句の果て(あげくのはて)】

書斎で、文之介がうなだれている。
励ましている、いろは、かるた。
いろは「文ちゃん、95点でも十分すごいわよ」
文之介「でも、テスト勉強しないで遊んでいたアラキ君は
    100点だって…」
いろは「今回はたまたまよ」
文之介「スポーツでも、女子人気でも、
    挙げ句の果てには勉強でも負けるなんて…」


かるた「(…ん?挙げ句の果て?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


挙げ句の果て』とは、どういう意味なのでしょうか?


挙げ句の果て」とは、
「色々やってみた結果」を意味する「あげく」を強調し、
「最後の最後」を表す言葉で、良くない結末になる場合に用います。
挙句(あげく)」とは、和歌を繋げて詠む「連句(れんく)」の、
最後の七・七の句のことで、
そこから「最終的な結末」の意味が生まれました。