2020.2.15.

【蛍雪の功】

書斎で、いろは、ことは、かるたがお茶をしている。
時計は午前9時を指している。
ことは「文ちゃん、そろそろ試験じゃない?」
かるた「お兄ちゃん、行きたい高校、受かるかな?」
いろは「大丈夫よ。あれだけ努力したんだから。
    きっと蛍雪の功が実るはずよ!」


かるた「(…ん?蛍雪の功?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


蛍雪の功』とは、どういう意味なのでしょうか?


蛍雪の功」とは、苦労して勉学に励んだその成果のこと。
中国の晋の時代「1人はの光で本を照らして勉強し、
もう1人は窓辺に積もったの明かりで勉学に励んだかいあって、
後に出世した」という2人の若者の故事に由来します。
卒業式などで歌われる『蛍の光』に出てくる
「蛍の光 窓の雪」という歌詞は
このエピソードをふまえたといわれています。