2020.10.24.

【千載一遇】

電話が掛かってきた文之介。
それに背後で聞き耳を立てるいろは、かるた。

いろは「文ちゃんが送ったデモテープ、聞いて貰えたんだね」
かるた「でもプロのミュージシャンから電話なんて、
    お兄ちゃんスゴい!」
文之介「え!オーディションですか!?ぜひ受けたいです!」
月野 「じゃあ詳細メールするね。シクヨロ〜」

電話がきれる。

文之介「やったー!オーディションに受かれば
    僕もプロになれるかも」
いろは「滅多にないチャンスじゃないの!」
文之介「ぜったいものにしてみせるぞ!」


かるた「ん?こういうのってなんて言うんだっけ?
    (ナニ一遇?)ヘックシュン!ヘックシュン一遇!」
かるたが突然くしゃみ!


 ? 一遇』答えと、言葉の意味とは?


「めったに訪れそうもないよい機会や二度と来ないかもしれないほど恵まれた状態を「千載一遇」といいます。
「載」は「年」と同じ意味。「一遇」は「思いがけず一度出くわす」こと。つまり「千年に一度偶然訪れるくらいの大きなチャンス」という意味の言葉です。
6世紀前半の中国の詩文集『文選(もんぜん)』の一節に由来します。