文之介、暗い顔で入ってくる
文之介「ねえねえ聞いてよ」
いろは「どうしたの」
文之介「文化祭でさ、クラスでお笑いのステージを
　　　　やるんだけど、僕、落語やる事になっちゃって…」
かるた「え？落語？お兄ちゃんが？」
文之介「しかも、出番が一番最後！」
いろは「え！重大な役ね」

かるた「ん？最後の人のことなんて言うんだっけ？
　　　　あー思い出せない！ヘックシュン！
　　　　ヘックシュン！」

かるたが突然くしゃみ！

最後の人のことを『　？　』答えと、言葉の意味とは？

寄席で最後に出演する人を「トリ」といいます。
寄席の世界では最後に出演する人がその日の収入を全部取り、芸人たちに分けていたため、その「取り分」の「取る」ということから「トリ」と呼ばれるようになりました。
現在では、寄席だけでなく最後に出てくる人や物にも広げて使われています。