2021.7.24.

【石車に乗る】

いろはとかるたが団欒中。
文之介がベースを持って入ってくる。
かるた「お兄ちゃん、なにその格好!?」
ジャージにちょんまげ、江戸時代風の丸メガネの文之介。
文之介「バンドのみんなが
    『奇抜な格好にしよう!』って、ノリで…」
かるた「え〜!?」
いろは「せっかく『人気が出てきた!』って言ってたじゃない。
    調子に乗りすぎると、ファンが離れちゃうわよ」

かるた「ん?こういうの、なんて言うんだっけ?
    (石なにに乗る?)あー思い出せない!ヘクシュン!
    石ヘクシュン!」


かるたが突然くしゃみ!


『石 ? に乗る』答えと、言葉の意味とは?


「うっかり調子に乗って失敗すること」を「石車に乗る」といいます。
「小石を踏み、足をとられてひっくり返る」様子を表す言葉として、室町末期頃から使用例が見られます。
そこから転じて、今のような意味で使われるようになったのは江戸時代の中期といわれています。