2022.03.12.

【三枝之礼(さんしのれい)】

夕食後のいろは、かるた、ことは。
部屋には引っ越し用の段ボールの山。
いろは「ことはも、いよいよ引っ越しね」
ことは、隠してあった花束を取り出し
ことは「お母さん、これまで育てて頂き、
    ありがとうございました」
いろは「なによ畏まっちゃって」
ことは「へへ、私だって、親への礼儀ぐらい知ってます」


かるた「ん?こういうのなんて言うんだっけ?
    (なにのだっけ?)あー思い出せない!
    ヘックシュン!」


かるたが突然くしゃみ!


 ? 之礼』の答えと、言葉の意味とは?


礼儀を尽くし、親孝行することを「三枝之礼」と言います。
鳩は親鳥より三本下の枝にとまるということから、「鳥でさえ親に対する礼をわきまえている」というたとえから生まれた言葉です。