#027 2019参院選のソノサキ
7月21日に行われた参院選で
zeroは「新時代の大問題」を
テーマに掲げました。
では、有権者のみなさんは
どんな問題を重視して
投票したのでしょうか?

今回、出口調査で回答した人のうち
年代別に見てみると、
20代、40代は「景気対策」が
1位だったのに対して
30代が最も重視したのは「少子化対策」
50代は「年金など社会保障」となりました。
こうした問題に今後、
安倍総理はどう対処するのか?
7月22日、記者会見でこう述べました。

○安倍首相
「最大の課題は、少子高齢化への対応です
家庭の経済事情に関係なく
子供たちの誰もが自らの夢に向かって
頑張ることができる
そういう社会を作り上げてまいります」

7月22日現在、
安倍総理の在職日数は歴代3位、
このまま政権が続けば、
2019年11月に歴代1位となります。
今回も小泉進次郎議員を取材したのですが、
この長期政権についても聞きました。

○櫻井
「安倍総理も在職歴代3位、
とにかく長期政権が続いて、
進次郎さんの目には、どう映っているんですか?」
○小泉進次郎議員
「間違いないのは、絶対短いより長い方が良いですよ。
世の中いま、外国も含めて
これだけダイナミックに動いている中で、
短期政権よりも中長期の政権の方がいい、
これは間違いないことだと思いますよ。」
○櫻井
「弊害のようなものを感じることは?」
○小泉進次郎議員
「これは両方あると思います。
どんな政権でも、どんな政治でも
100%の政治ってない。
だからこそ与党だけじゃなくて
野党がいるっていうことも大事。
news zeroみたいにメディアという
権力を監視する、そして国民に対して
知らせるべき事を知らせる。
国民のみなさんが“変えたい”と思ったら
変えられる選挙という機会がある。
これが民主主義ですから。」

野党、メディア、そして、
選挙の大切さを語ったのが印象的でしたが、
その大切な選挙、今回の参議院選挙の投票率です。
48点80パーセント(選挙区)。
1995年の参院選に次いで戦後2番目に低い投票率。
つまり、有権者の過半数が投票していない、
という結果となりました。