#295 細野防災大臣に聞く…「緊急要請」の意図は
2日、新たに発足した「防災庁」。
国民への「緊急要請」も出されましたが、
その真意を
細野防災大臣に聞きました。
■防災庁発足 細野防災相に直撃
○櫻井
「よろしくお願いします」
○細野豪志防災相
「よろしくお願いします
細野豪志です」
○櫻井
「防災庁として発足したことで、
人そして予算の規模も
変わってきたと思いますが、
具体的にどのようなところが
大きく変わりましたか?」
○細野防災相
「事前防災から事態の対処、
そして震災や大きな災害が
起こった後の復旧復興まで
一貫した体制ができる。
防災庁だけではなくて
各省に対してもいろんな要請ができ、
場合によっては勧告もできる。
自分の予算だけではなくて
各省の予算を使って
防災体制を強化できる」
○櫻井
「高市首相からは何か
期待や言葉はありましたか?」
○細野防災相
「高市首相から一番具体的に
指示を受けたのは
『避難所を変えてくれ』ということでした。
熊本地震でもベッドが届かなくて、
一定期間地べたに雑魚寝のような形で
避難所で生活された方々がいた。
それはとにかく1日も早く
変えなければならない」
○櫻井
「具体的にいつどのようにというのは
イメージされているところありますか?」
○細野防災相
「TKBB
トイレ・キッチン(食料)
ベッド・バス(風呂)
これをTKBBと言っている
現実的にどこまでできるのか
というのをどうすり合わせしていくか
という作業をしていて
遅くとも年内には一定の目標を
出せると思います」
こうしたなか防災庁が2日、
国民に出したのが「緊急要請」。
1人あたり1日3リットルの水や食料など
できれば1週間分を備蓄してほしいと
呼びかけました。
○櫻井
「緊急要請という形で出された。
なぜいまこのタイミングで?」
○細野防災相
「行政や国に依存するというふうに
国民の皆さんが思いを持たれるとすれば
それは非常にまずいと思いました。
防災庁ができて、
国が体制を強化するがゆえに、
その時に国民の皆さんにも
しっかりと自助の部分が
残るということを
自覚をしていただきたいと
思いましたので、
今日要請を出しました」
○櫻井
「水の備蓄も大量になってくると、
実際的には置く場所がないだとか
それほど予算という面でも余裕がない
という方もいらっしゃると思います」
○細野防災相
「(国として)避難所も含めて
備蓄は用意します。
南海トラフ地震などを想定すると
本当に避難所がすぐに
開設できるのか、
そこに物資を本当に運び込めるのか
確証がまだ持てない。
それでもしっかりと
支援しなければならない
という方々はいます。
自分で対応できるよという方が
自己完結でその間だけでも
(備蓄などを)やっていただければ
本当に支援が必要な人たちを
助けることにもつながります」
○櫻井
「今年は熊本地震そして
豪雨の被害もたくさんありました。
今見えている課題というのは、
他にはどんなことがありますか?」
○細野防災相
「事前防災っていう意味では
国土強靱化っていうのは
しっかりやっていかなければ
ならないと思います。
国も前に出るので
大きな役割を果たすし自治体も
役割を果たしてもらうが、
国民のみなさん1人ひとりにも
行動していただかなければならない」
○櫻井
「改めて防災への思いというのは
大臣としてどのように考えている?」
○細野防災相
「ここで結果を出さなければ、
防災庁を作った意味はありません。
防災庁ができたことで、
日本の防災が変わったという状況を
作りたいと思います」