#247 参院選 候補者アンケート…党内で“意見の違い”も
○櫻井
7月20日日曜日に投開票を迎える
参議院選挙について
投票の際、ぜひ参考にしてほしいのが、
zero選挙の
「候補者アンケート」と
「2分でわかる考え方診断」です。
JX通信社の協力のもと、
すべての立候補者522人に
アンケートを実施。
14日時点で471人から
回答をいただいています。
○藤井
この候補者アンケート、
どのように見られるのでしょうか?

○櫻井
この候補者アンケートは、
「選挙区で見る」を
選んでいただくと、
「候補者」それぞれの考え方を
見ることができるほか、
真ん中の
「政党別で比べる」というタブを
選んでもらうと、
「政党ごと」の考え方を
見ることができます。

たとえば与野党で
意見が対立している
「物価高対策として
消費税率を引き下げること」に
賛成か反対か、を見てみます。
各党の候補者数も
回答率も異なるので、
単純な比較はできませんが、
まず与党を見てみますと、
「自民党」「公明党」ともに、6割が
【反対】【やや反対】と回答。
一方で、両党とも
「どちらとも言えない」
という人も一定数いて、
「自民党」では、
【賛成】【やや賛成】と答えた人が、
あわせて22%になっているんです。
「自民党」は、減税の代わりに
1人2万円の給付金を
公約に掲げていますが
5人に1人が減税を支持していて
党内でも意見が分かれる形となっています。
ことし4月、参議院の自民党が
行ったアンケートでは、
およそ8割の議員が
「消費税を減税すべき」と
回答していて、
党内でも減税を求める声が根強いんです。

一方で、野党を見てみますと、
「立憲民主党」
「日本維新の会」
「国民民主党」は
【賛成】と【やや賛成】で
ばらつきはありますが、
9割以上が、
「消費税率の引き下げ」に賛成、
としています。
「れいわ新選組」
「日本共産党」
「参政党」
「日本保守党」
「社会民主党」は、
ほぼ100%が賛成でした。

また、
「国内への外国人労働者受け入れ」について
「A=今より積極的に受け入れるべきだ」
「B=今より受け入れを抑制するべきだ」
という質問でも、
各党、回答にばらつきがあって、
自分の考え方に近い党を
見ることができます。

サイトでは、
自分の考えに近い候補者が
誰なのか
10の質問に答えることでわかる
「考え方診断」もできます。
たった2分でできますので、
ぜひ試していただいて
投票の参考にしてみて下さい。