#279 W杯決勝トーナメント“師弟対決”…ブラジルとのつながりは
■日本とブラジル 長いサッカー親交
「史上最強」ともいわれる
日本代表ですが、
実はブラジルなしでは
今の日本のサッカーの成長は、ないとも
いわれているんです。
1993年にJリーグが開幕して
大活躍したのが、
ジーコさんやラモス瑠偉さん。
日本代表で
ワールドカップにも出場した、
田中マルクス闘莉王さん
三都主アレサンドロさんなど
ブラジル出身の選手です。

特にジーコさんは
のちに日本代表の監督になり、
数々の勝利に導いてきました。

また、Jリーグに所属する
外国籍の選手を見ても、
ブラジル出身の選手は、
61人と最も多いんです。
なぜ、ここまでブラジルと
深いつながりがあるのか。
サッカーを長年取材する
スポーツライターに話を聞きました。
○櫻井
「W杯という舞台
しかも決勝トーナメント
相手はブラジル
日本サッカー界の歴史を
振り返ったときに重みは?」

○スポーツライター 木崎伸也さん
「日系ブラジル人の方が
日本に渡ってきて
日本がまだアマチュアリーグの時代に
日本のレベルをあげてくれたという
過去がありまして
それによって日本の技術レベルが
一段と上がりました
さらにサッカーを楽しむという
文化が伝わってきて
日本にとって憧れであり
お手本であった存在が
ブラジルという国でした
なので兄弟というよりは
師匠のような存在だと思う」
○櫻井
「技術・戦術としては
どういったことが
ブラジルサッカーから
影響受けている?」
○スポーツライター 木崎伸也さん
「ブラジルといえばサンバが有名
サンバの足のステップが
サッカーにも通ずるものがある
といわれていて
ブラジルならではの足技が
日本に伝わり
何よりサッカーは
楽しむものだという
遊びの延長だということが
日本サッカーに大きな影響を
与えたと思う
ボールを扱って
すごいパスを出すとか
ドリブルというのは
ブラジルサッカーの影響
ヨーロッパの
サッカー関係者に会うと
『日本のサッカーは
ブラジルっぽいね』と
20年前ぐらいによく言われた」

日本サッカーを牽引する
三浦知良選手なども
かつてブラジルにわたり、
ハングリー精神を学んで
成長したといいます。
○スポーツライター 木崎伸也さん
「いままで日本は
ブラジルになかなか勝てない
本当に憧れの国であり
手の届かない存在だったが
昨年ようやくブラジルに
親善試合だが勝てた
これは歴史的な第一歩だった
日本独自のサッカーの
スタイルができてきたと
みられている
堂安律選手など
非常にうまい選手も守備をする
うまい選手も守備に加わる
ということで
驚きの目で見られている
一致団結しているところ
規律が他の国より
かなり優れているので
粘り強くみんなで戦うのが
日本らしいサッカーとして
認知され始めている」
○櫻井
「実際に現地でも取材されていて
他の国の方々の反応という意味で
日本サッカーに対する反応は?」
○スポーツライター 木崎伸也さん
「例えばドイツの記者に会うと
『日本は隠れたダークホースだ
隠れた優勝候補だ』
というふうに言われた
やはりまだまだ世界的な認知は
そこまで高くないが
専門家たちは
日本の急激な成長見てるので
本当の優勝候補の
ブラジルと当たるので
専門家にとっても
非常に注目の一戦」