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#280 イラン・2000万人の「国葬」とは?

2026.07.06

■イラン国葬 ハメネイ師の「葬列」行われる

イランでは前の最高指導者・
ハメネイ師の国葬が行われ、
6日にはそのハイライトとなる
「葬列」が行われました。




現地で取材を続けている
本岡記者に中継で聞きました。
 
○NNN本岡英恵記者
「一連の葬儀は
 3日目を迎えました。
 葬列は6日の午前8時から
 さきほど午後5時に終わり
 9時間以上にわたって
 行われていた
 ということになります」



「葬列が行われているエリアは
 人で埋め尽くされ
 現地のメディアは一時、
『人が多くて
 棺を運ぶのが止まっている』
 などと伝えていました。
 国を挙げての葬儀
 だということがわかります」
 
○櫻井
 葬儀のここまでをまとめました。
 

■6日葬列 “2000万人参列”ハメネイ師国葬

テヘラン中心部を埋め尽くした
人、人、人。
 
6日、故ハメネイ師の
棺が葬儀会場から運び出され、
「葬列」が始まりました。



イラン側が
およそ2000万人が参列する
としている、一連の葬儀。


 
イランの前の最高指導者
アリ・ハメネイ師は今年2月、
アメリカと
イスラエルによる攻撃で
殺害されました。
 
○参列者
「なぜ他国の人たちが
 私たちの指導者を殺すことが
 できるのか、理解できません。
 アメリカの人々は好きですが
 政府は好きではありません」
 
そして、
今回の葬儀のハイライトとなる
6日の「葬列」
 
特別に設計された車両が
市内の広場や通りを進みました。
 
○NNN本岡英恵記者
「ハメネイ師の棺を乗せた
 車が来ました」



「ハメネイ師の棺に向かって
    人々が叫んでいます」
 
一方で、葬儀には各国の要人や
イランのペゼシュキアン大統領も
参列していますが、



現・最高指導者で息子の
モジタバ・ハメネイ師は
姿を見せていません。


■イラン国葬 後継者モジタバ師 姿見せず

○櫻井
「取材を続けている本岡さん。
 6日の葬列には、
 混乱もあったのでしょうか」
 
○NNN本岡英恵記者
「きのうの深夜まで詳しい
 ルートも時間も知らされず
 スタート地点が変わるという
 混乱もありました。
 それでも、
 政府の熱心な信者たちは
 36℃という大変暑い中、
 黒い服を着たまま
 歩いて、棺をひと目
 見にいこうとしていました」



「一方で、現在の最高指導者の
 モジタバ・ハメネイ師は
 姿を見せていません。
 ニューヨーク・タイムズは
『モジタバ師本人は
 参列を希望しているものの
 警備から暗殺などの
 懸念を指摘され
 姿を見せていない』
 と報じています」
 
○櫻井
「本岡さんは、今回トルコから
 陸路で14時間かけて
 テヘラン入りし、
 取材を続けました」


■イラン国葬 熱中症対策も・・・参列呼びかけ

○NNN本岡英恵記者
「たくさんキュウリが
 配られています」



「キュウリもらったんですけど
 塩が付いていておいしいです。
 熱中症対策が考えられている
 と思います」



連日、30℃を超える暑さに
見舞われているテヘラン。
 
葬儀会場でも、
熱中症対策でしょうか
大量のミストがかけられている
様子が見られました。
 
○NNN本岡英恵記者
「今回の葬儀のために
 政府が用意したということで
 みなさんもらっていきますね」
「これ、組み立てると
      帽子になります」



「帽子や食事やおそらく旗も
 (政府が)用意している
 という状況です」
 
「朝5時をすぎたところですが
 多くの人が集まっています」



国を挙げて葬儀に人を集め、
国民の結束をアピールしたい
イラン政府。
大統領も国民に参列を
強く呼びかけていました。
 
○NNN本岡英恵記者
「このようにカメラを向けると、
 カメラに見せるように
 スローガンを叫びます」



○デモ参加者
「アメリカに死を!」


■6日葬列 ハメネイ師 いま国葬の狙

○櫻井
「本岡さん、取材をしてみて
 イランがこのタイミングで
 国葬を行った狙いを
 どう感じましたか?」


○NNN本岡英恵記者
「イラン政府は今回
 世界中のメディアを集めていて
 約2000万人が
 参加するという
 この一連の葬儀を
 国の「団結」として
 世界中にアピール
 したいと思っています」
 
○櫻井
本岡さんに伝えてもらいました。
 
アメリカとの
戦闘終結に向けた協議は
ハメネイ師の国葬のあとに
再開されるとみられています。

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