#281 ヨーロッパに“熱波”襲来・・・今後日本にも?
■危険な暑さ 梅雨明けて“体温超え”相次ぐ
○櫻井
7月13日、
気象庁は九州南部の
梅雨明けを発表しました。
これで西日本では、
全ての地域が梅雨明けとなり、
各地で猛烈な暑さとなりました。
全国で一番の暑さとなったのは
高知県四万十市で、
38.4℃と体温超えの気温に。
猛暑日となったのは、
全国74地点で
2026年最多となりました。
東京都心は曇り空でしたが、
湿度は高く、気温以上に
蒸し暑くなりました。
○街の人
「気温はそんなに高くないけど
蒸し暑い」
「夏バテしそうだなという
感覚はあります」
この暑さで、
東京消防庁管内では
午後9時までに
暫定値で
25歳から95歳までの
男女22人が
熱中症で救急搬送されました。
このうち70代の男性は
住宅内で倒れているのが見つかり、
重篤です。
日本列島、
厳しい暑さとなりましたが、
世界をみると、
異常な暑さで生活にも
影響がでていました。
そして、その暑さが
このあと日本にも
くるかもしれないといいます。
■死者1万人 40度超え・・・ヨーロッパに熱波
熱波に襲われ、
異常な高温に
見舞われたのは
ヨーロッパです。
フランス・サントでは6月、
最高気温43.8℃を
記録しました。
こちらは、一面、土があらわに…。
暑さの影響か、
川が干上がっていました。
さらに7月9日、スペインで森林火災が発生。
熱波で高温が続いたことで
乾燥した森林地帯などで、
延焼しやすくなっていたと
みられています。
6月、ヨーロッパでは
ドイツやハンガリーなど
各地で40℃を超える
国内最高気温を記録。
スペインでは、
45.1℃を記録するなど
異常な暑さになりました。
ロイター通信によると、
ヨーロッパ(EU加盟27か国)では
1万人を超える人が
死亡したというデータが
示されているといいます。
○藤井
なぜ、急にこんなに
ヨーロッパ各地が
暑くなったんでしょうか?
○櫻井
気象学に詳しい
三重大学大学院
立花義裕教授によりますと、
上空に流れる偏西風が
関係しているといいます。
本来、偏西風は西から東に
まっすぐ吹いています。
しかし、現在、温暖化の影響で、
北極と赤道の
温度差が縮まることで
偏西風が激しく蛇行。
そして、ヨーロッパの南にある
サハラ砂漠の暑い空気が
蛇行した部分に入ってくることで
各地を熱波が襲った
ということなんです。
○藤井
偏西風はずっとつながっていますが
ヨーロッパと日本は
これだけ距離が離れていても、
日本に影響あるのでしょうか?
○櫻井
こちらの地図見てみますと、
日本にも偏西風が吹いていますよね。
つまり、6月下旬から
ヨーロッパで始まった蛇行は
今後、日本にも影響してくると
立花教授は話しています。
■記録的猛暑 偏西風の蛇行・・・今後日本に?
○気象学に詳しい
三重大学大学院 立花義裕教授
「ヨーロッパで
偏西風の蛇行が起きると
1~2週間後に
日本の方に伝わってきます
偏西風の下流が
日本にありますから
日本もまもなく
激しい猛暑になる
ヨーロッパが収まってくると
日本が暑くなると
次はアメリカが暑くなる
順番に回ってくる」
2025年は、観測史上
“最も暑い夏”となりましたが、
立花教授は、
2026年も偏西風の蛇行によって
同じような
猛暑になる可能性があると
指摘します。
○気象学に詳しい
三重大学大学院 立花義裕教授
「日本はおそらく
9月あるいは10月くらいまで
猛暑 暑い状態が続く」
熱中症にも十分注意してください。