#261 安青錦初優勝! ウクライナと相撲の「縁」とは
初優勝で大関昇進へ。
この快挙に安青錦関の故郷
ウクライナでも喜びが広がっています。

実は、日本の大相撲と
ウクライナには長い「縁」があります。
「巨人・大鵬・卵焼き」と称された
昭和の大横綱「大鵬」は
お父さんがウクライナ出身です。
こうした縁もあり、もともと、
格闘技が盛んなウクライナで、
相撲が親しまれているんです。
こちらをご覧下さい。

「イチ・ニー・サン・シー」
(ゴーロクシチハチ)
「ハッケヨイ!」
○櫻井
熱心に相撲の稽古をする
ウクライナの子どもたち。
実はここ、安青錦が
子どものころから通ったという
故郷「ビーンニッツァ」の
稽古場なんです。

2025年3月、戦禍の続くウクライナで
この映像を撮影した、佐々木正明さんに
お話を伺いました。
○大和大学教授・ジャーナリスト
佐々木正明さん
「この映像なんですけど…」

○櫻井
「本当だ四股踏んでる、
けっこうな人数もいますね」
○大和大学教授・ジャーナリスト
佐々木正明さん
「男の子はもちろん女の子とか
子どももいるんですね」
「とても人気です」
○櫻井
「集まっている子どもたちは
どのくらいの年齢幅で」
○大和大学教授・ジャーナリスト
佐々木正明さん
「本当に6歳7歳から、
上はウクライナ代表のトップレベル
の子たちがいます」
○櫻井
「実際、安青錦関もここで稽古していた」
○大和大学教授・ジャーナリスト
佐々木正明さん
「ここで稽古していました」
「(安青錦関に)これ見せた
『僕の時は厳しかったんだよ』
日本語でおっしゃっていて」
「ビーンニッツァはウクライナ
随一の相撲どころです。
1990年代にウクライナに
相撲が入ってきまして
伝説的なトレーナーがいる。
それが安青錦関の恩師です
ワージャさんという方です」
○大和大学教授・ジャーナリスト
佐々木正明さん
「ワージャさんが教えた
のは『心』なんですね」
「まず相手に礼儀を尽くしなさいと。
これが相撲道」
「日本の力士は勝っても、
勝ち名乗りを受けても、
絶対に笑みをこぼさない」
○大和大学教授・ジャーナリスト
佐々木正明さん
「やはり今回のですね」
「優勝決定戦に入っていっても、
最後勝った時に
(感極まって上を見て
私は涙を見たんですけど)
決して(安青錦関は)
笑わなかったですし
常に相手に礼儀を尽くして、
相撲道を極めようとしている」

○櫻井
「現地ウクライナの子どもたち
から安青錦関はどのように
見られていますか?」
○大和大学教授・ジャーナリスト
佐々木正明さん
「目を輝かして言うんですね
『ダーニャ(安青錦の愛称)の
ようになりたい』
『ダーニャは(故郷)
ビーンニッツァの誇りだ』
『ダーニャは希望だ』」
「私は岩手県出身なんですね」
「ハッと気づいて。
大谷翔平さんが
日本にもたらした希望のように、
明るい光のように
ビーンニッツァを照らしている
それがダーニャ、
安青錦関なんだと思いました」

○櫻井
ウクライナでは、戦争で
たくさんのアスリートたちが
命を落としていると言います。
「今回の活躍がまさにその
ウクライナのみなさんの
これからの希望の星だと思うんですけど」
○大和大学教授・ジャーナリスト
佐々木正明さん
「ウクライナ国内でも安青錦関の
ことが報じられている
全土に安青錦の快挙が広がっている
日本の相撲が日本の国技ということも
知られている」
「その現地の状況を安青錦関が思って、
相撲道を極めようとしている。
このことをぜひ
想像していただきたいなと思っています」