#273 トランプ政権の “キーパーソン”来日その素顔は?
5月11日午後の飛行機で
来日したのは、
アメリカの
ベッセント財務長官です。
トランプ政権の
「キーパーソン」
その素顔を知る人物に
キキコミをしました。
11日夜、日本の片山財務相が
主催する夕食会に出席した
ベッセント財務長官。
2025年1月、
第2次トランプ政権で
財務長官に就任し、
いわゆる「トランプ関税」で
市場が混乱したときには
大統領に
「開始時期を遅らせるよう」
進言するなど、トランプ氏にも
一目置かれている重要人物です。
実は、そのベッセント氏と
「旧知」の間柄だというのが、
アメリカ政治に詳しい
早稲田大学の中林美恵子教授です。
○櫻井
「長官とのお写真を
お持ちだということで」
○早大教授 東京財団理事長
中林美恵子氏
「共通の大変親しい友人がいて
元々はそこがきっかけです」
「これは長官になる前の」
○櫻井
「ずいぶんラフな格好…」
○中林教授
「最初会合で一緒だったときに
司会をしてくれたが
ものすごく穏やか。
最初はこの方は
司会が下手だなと思った」
「これじゃダメじゃないか
っていうくらい
おっとりとした感じ」
「財務長官になった時は
びっくりしましたね」
財務長官になる前は、
世界的なファンドで活躍する
敏腕の投資家として知られてきた
ベッセント氏。
「トランプ関税」に関わる
日米交渉ではアメリカ側の
責任者を務めましたが、
日本側の担当者だった赤沢大臣は
自身のSNSに
「大親日家のベッちゃん」と
紹介しています。
○櫻井
「日本にも足を運んでいる?」
○中林教授
「はい。財務長官になる前から
50回ぐらいに来ている
ということですし」
「日本人の友人もたくさんいる
というふうに聞いています」
○櫻井
「トランプ大統領の信頼を
得ているというのは、
どういった面が?
○中林教授
「“トランプ大統領を
食い止めることができるのは
マーケットだけ”
とよく言われますけれども、
そのマーケットを
よく理解しているのが
ベッセント財務長官」
「そして、ベッセント財務長官の
個人の性格も
おそらく大きく影響している
のではないかと思うんですね」
「非常に人の心を読んで、
とても柔らかく接することが
できる方」
「トランプ大統領にとって
実際頼りになる存在」
12日は、高市首相への
訪問などが予定されている
ベッセント財務長官。
14日木曜日から、
注目の外交イベントとなる
「米中首脳会談」が
控える中での来日となりましたが。
○櫻井
「このタイミングで
来日している機会に、
何か日本側から
ベッセント長官に
お願いすることも重要?」
○中林教授
「日本としては、
トランプ大統領が
中国の言い分に
肩入れしすぎないように
気を付けなければいけない、
そのタイミングになっています」
「トランプ大統領が
中国と貿易交渉するにあたって、
その中心的な役割を
果たしてきたのが
ベッセント財務長官です」
「ベッセント財務長官を通じて
トランプ大統領に
中国について、
貿易問題だったり
安全保障の問題だったり…
ベッセント財務長官は非常に
良識のある方です。
ましてや、日本を
非常に好きでいてくださる
っていうのは、
日本にとってはとんでもない
お宝といいますか、
財産だと思うんですね」
「常に日本のことなどを念頭に
世界全体を見て、
中国と対峙してくれるような
トランプ大統領の耳にも
優しいアドバイスを、
ベッセント長官がしてくれたら
ありがたいなと思いますね」