#236 まもなく開幕 大阪・関西万博 見どころと課題
こちらは
「大阪・関西万博」の会場です。
ライトアップされているのが
今回の万博の“シンボル”
「大屋根リング」です。
「世界最大の木造建築物」として、
ギネス世界記録にも認定されています。
世界中から人や物が集まる国際博覧会が
いよいよ13日の日曜日、
大阪で開幕します。

特別にあるゲストにお越しいただきました。
「大阪・関西万博」の
公式キャラクター「ミャクミャク」です。
よろしくお願いします。
○ミャクミャク
『こんばんは。
2025年大阪・関西万博の
公式キャラクター、ミャクミャクです!』
○藤井
今日はzeroのためにわざわざ
大阪から来てくれたのですか?
○ミャクミャク
『もちろん!
万博会場のある大阪から来たよ!』
○櫻井
きょうはミャクミャクとともに
万博の見どころや、
見えてきた課題についてもお伝えします。
さて、ミャクミャク、
万博開幕まであと6日となりました。
いまのお気持ちはいかがでしょうか?
○ミャクミャク
『みんな一生懸命準備してきたし
いよいよ体感してもらえると思うと
とてもわくわくしているよ』

○櫻井
4月13日に開幕し、
半年間、開催する大阪・関西万博。
約160の国と地域が参加し、
2820万人の来場が見込まれていて、
その経済効果3兆円とも言われています。
いくつか見どころを紹介していきます。

まずはこちら、
「万博史上 最大級」の
「水上ショー」です。
約300基の噴水に、
色鮮やかな照明や
音楽が組み合わさっていて、
毎晩2回開催されます。
そして、こちらは
日本館の目玉のひとつ、「火星の石」。
数万年前に火星から地球に
飛んできた「いん石」で
日本の観測隊が南極で採取しました。
火星に関するいん石としては
「世界最大級」だそうです。
続いてこちら、
「iPS細胞」から作られた「心臓」です。
1分間で50~60回ほど動く
リアルな心臓の動きを
間近でみることができます。
さらに、
1970年の大阪万博で大きな話題を集めた
「人間洗濯機」が進化して戻ってきます。
「ミライ人間洗濯機」は
カラダを全自動で洗うだけでなく、
心身の状態にあわせて快適な映像や音楽を
流してくれるということです。
ほかにも、
各国のパビリオンでは
個性あふれる建築物や
展示などが楽しめます。
では、目玉について、
ミャクミャクにも聞いてみましょう。
ミャクミャクは訪れた人に
何を見てもらいたいですか?
○ミャクミャク
『全部が目玉だし、
見る人によって楽しみが違うから
ぜひ会場で見つけてほしいな。
しいて言えば全長約2kmある
大屋根リングは大きな目玉かな。』
○櫻井
私も実際に
3月末に現地に取材に行ったんですが、
高さ20mある
大屋根リングにのぼると、
各国のパビリオンが一望できました。
世界の多くの国と地域が
一堂に会しているんだという
高揚感がありました。
○ミャクミャク
『ワクワクだね』
○櫻井
ちなみにですがミャクミャクとは
会場のどこで会えるんでしょうか?
○ミャクミャク
『会えるよ~
会場のイベントにも出演するし、
どこかでばったり会えるかも!
遊びにきたら探しにきてね』

ただ、あと6日しかない中で
課題もあります。
4月6日、万博会場で、
「爆発の危険性がある濃度」の
メタンガスが検知されたということです。
万博協会は、
「開幕に向けてしっかり対応したい」
としています。
また、今回「並ばない万博」を
掲げていますが、
4月6日まで行われていた
「テストラン」では入場におよそ
1時間半待つなど混雑が課題に。
また、自前でパビリオンを
建設する国の「テストラン」への参加は、
準備の遅れなどから
半数ほどにとどまりました。
そして、
開幕に向けた熱量も課題で、
3月なかばの世論調査では、
「大阪・関西万博に行ってみたいと思う」、
と答えた人は31%。
4月7日時点では
チケットの売り上げも
目標に達していないといいます。
○藤井
ミャクミャク、
こうした課題もありますけど、
万博に来たい人にむけて
おすすめの時期はありますか?
○ミャクミャク
『4月とか5月とか
早めがいいと思うよ!
実際に見て初めて感じられる
魅力がたくさんあるから、
楽しかったこととか
思い出に残ったことを
他のみんなにも
伝えてあげてほしいな』
○櫻井
開幕は13日の日曜日。
最後にメッセージをお願いします。
○ミャクミャク
『万博会場でみなさんの笑顔に
会えることを楽しみにしています!
ワクワクがいっぱいだよ!
みんな遊びにきてね~』
以上、万博公式キャラクター
ミャクミャクに聞き込みました。