#267 イラン大規模攻撃…トランプ大統領の“真の狙い”は
○櫻井
今回のイランへの軍事行動。
そこにはトランプ大統領の
“真の狙い”があるといいます。

2026年に入って、
トランプ大統領は、
世界に軍事力を誇示する行動を
続けています。

年明け早々に
軍事作戦を展開したのは
南米・ベネズエラです。
「麻薬密輸について
裁きを受けさせるため」として
当時の大統領を拘束しましたが、
“真の狙い”は、
「反米政権を転覆させ、
石油利権を取り戻すこと」
とされています。
またグリーンランドについても
「中国とロシアの脅威」を理由に
領有に向けて
軍事的圧力を強めていますが、
ここでも“真の狙い”は、
「グリーンランドに眠る
レアアースなどの鉱物資源」
とされています。

そして、今回のイランです。
そこには、トランプ大統領の
大統領としての“狙い”と、
ビジネスマンとしての
“狙い”があると、
明海大学の小谷哲男教授は話します。
まず、なぜ攻撃に踏み切ったのか。
背景にあるのが、
「イランの核開発をめぐる問題」
です。
トランプ大統領は、
イランに「核開発の放棄」を求め
2月末まで協議を進めてきましたが
合意には至らず、
不満を示していました。
アメリカは2025年6月にも
イランに
軍事作戦を行っていますが、
前回攻撃したのは
イランの3つの核施設で
小谷教授は、あくまで
「核開発を放棄させるための作戦」
だと話します。
一方、今回は、
核協議に進展がないなか
「現体制との交渉では
らちが明かない」と判断。
イランの体制を弱体化させ
イラン国民には
「祖国を取り戻す最大のチャンス」
だと呼びかけました。

つまりアメリカ大統領として
「イランの体制転換」
「親米国家の樹立」を
狙っているといいます。
そして小谷教授によると、
ビジネスマンとしての
“別の狙い”もあるといいます。
それが、こちら。

空高くそびえる高層ビル。
これは、
サウジアラビアに建設予定の
トランプタワーのイメージ映像です。
実は、トランプ氏の一族が
経営する企業が
アラブやカタールなど中東で
高層マンションや
ゴルフリゾート建設のビジネスを
進めているんです。
イランは、
まさにその目の前の国…。

そのため小谷教授は、
「不安要素であるイランを
一刻も早く安定させて、
ビジネスを行いたい」
そのために
攻撃に踏み切ったのではないか、
と話しています。
日本にも影響を及ぼす
イランをめぐる情勢。
このまま泥沼化していくのか、
今後もお伝えしていきます。