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#277 梅雨入り…「天気痛」に要注意

2026.06.08

■梅雨入り「天気痛」に注意

東海地方・関東甲信地方で
「梅雨入り」が発表されましたが、
天気が悪くなると「頭痛がする」
「なんだか調子が悪い」という方、
いるんじゃないでしょうか?


その症状、もしかしたら
「天気痛」と呼ばれる不調かもしれません。
この分野の第一人者に
キキコミをしました。

○櫻井
「いま日本国内にどれくらい
 天気痛の方がいる?」
○愛知医科大学 佐藤純客員教授
「やはり少なくとも
 1000万人はくだらない」
「(外来患者は)下は10歳、
 上は90歳まで」
「決して迷信だとか都市伝説の
 ようなものではない」


 
佐藤教授は2007年、
日本で初めてとなる
「気象病・天気痛」の専門外来を
愛知医科大学病院に開設。
 
「天気痛」という言葉の
生みの親でもあり、
およそ30年にわたり
天気と体の関係を研究してきた、
この分野のトップランナーです。


 
○櫻井
「天気痛というのはどういった
 症状を指すんでしょうか?」
○佐藤教授
「天気痛っていうのは
 病気を指しているのではなくて、
 天気が崩れる時、
 気圧が変化したり、温度が変化したり、
 湿度が変わったりすることで
 起こってくる、
 痛みを主症状とする症候群」
「膝の痛みだったり
 腰が痛かったり頭痛がしたり
 そういうことが悪化することを
 示しています」


 
「天気痛」の自覚のある人は、
気になっている人まで含めると
女性は8割以上、
男性はおよそ半数に上るという
調査データもあります。


 
○櫻井
「メカニズムの部分ですけれども、
 具体的にどのようなことが原因?」
○佐藤教授 
「天気痛の主な原因は
 気圧の変化ということにあります」
「どこで感じられるかというと
 私たちを含めた哺乳類では、
 耳の奥の内耳と呼ばれるところに
 センサーがあることが分かってきたんです」


 
佐藤教授らのグループは2019年。
哺乳類の「内耳」という部分に
気圧を感じる「センサー」があることを
世界で初めて突き止め、
科学誌に発表しました。


○佐藤教授
「内耳で気圧を感じますと
 脳は大きなストレスだと感じるので、
 交感神経がすごく興奮してしまって、
 様々な病気も起こってくる
 ということが分かってきたんです」
○櫻井
「(天気痛には)どういった
 対処・対応が考えられるんですか?」
○佐藤教授
「予防に役立つのと、
 実際に体調が悪くなった時に
 やっていただくと意外に効果があるもの」

【くるくる耳マッサージ】
①耳を上・下・横にひっぱる(それぞれ5秒)
 
②横に引っ張りながら後ろに回す(5回)
 
③包むように折り曲げキープ(5秒)
 
④手のひらで耳の全体を覆い後ろに回す(5回)
 
○櫻井
「耳だけじゃなくてちょっと目のあたりも
 すっきりするというか」
「例えば、天気予報を見て
 ちょっと気圧変化あるなと感じた時に、
 予防的な意味も含めて、マッサージすると」
○佐藤教授
「そのとおりです」
 
佐藤教授によると、
天候が不安定な今の季節が
最も患者が多い、ということなので
セルフケアや医療機関への相談も
検討してみて下さい。

 

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