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#191 大谷翔平選手「1000億円超」契約のねらい

2023.12.11

驚きの契約金1015億円。

改めてそのすごさなんですが
たとえば1万円の札束を
  積み重ねてみますと
       1015メートル。

333メートルの
東京タワー3塔分よりも
   さらに高い計算になります。

1015億円・7億ドルは、
サッカーのメッシ選手が
FCバルセロナと4年間で結んだ
6億7400万ドルを上回る
プロスポーツ史上最高額の契約金と
言われています。

そして、この超大型契約からは
大谷選手の2つの狙いも
        見えてきます。

1つ目が
 「“生涯ドジャース宣言”」。
2つ目が
   「勝利へのこだわり」。

まずは
 「“生涯ドジャース宣言”」ですが、
今回の契約には、
「オプトアウト条項がない」と
        みられています。

「オプトアウト」とは
1年ごとに、契約の見直しや
  破棄ができる権利なんですが、
          それがない。

10年契約で、
10年後は大谷選手は39歳。
“生涯ドジャース宣言”とも
      言える契約なんです。

移籍発表の声明には、
「選手人生最後の日まで
 ドジャースのためだけでなく
 野球界のために
      努力し続けたい」
   と思いをつづっていました。

そしてもう1つが
     「勝利へのこだわり」。

実は今回の
 1015億円の契約金の大半が、
契約期間後の後払いになると
      みられているんです。

メジャーの球団は、
チームの年俸総額が
       基準を超えると

いわゆるぜいたく税を
支払わなければいけないルールがあります。

大谷選手は単純計算で
7000万ドルになる年俸を
       おさえることで、
その分、ドジャースは
浮いたお金をチームの補強に
       回すことができる。

MLB公式サイトによると、
 これは大谷選手の提案だといい、
「勝利へのこだわり」が
   契約からも伝わってきます。

もう1人、
日本のエース・山本由伸投手ですが
「現地月曜日(11日)に
 ニューヨークヤンキースの
        関係者と会う」
    という情報も出ています。

ヤンキースのほかにも
ドジャースや
ニューヨーク・メッツなど
複数の球団が獲得を狙っていると
        報じられていて
大谷選手の行き先が
        決まったことで、
 移籍市場が活発になっています。

そしてもうすでに
大谷選手のデビュー戦にも
     期待が集まっています。

ドジャースは2024年3月20日に
  韓国で開幕戦を行うんですが、
対戦相手が
ダルビッシュ有投手がいる
          パドレスで、
開幕から日本人対決が
  見られるかもしれないんです。

大谷選手、今週にも
 記者会見を行うとみられていて
  そこで何を語るのか注目です。

 

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