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#132 女性最多~参院選当選者“考え方”は~

2022.07.11

今回2022年の参議院選挙で
過去最多になったのが女性の当選者です。




35人が当選し、
これまでに行われた
参議院選挙で最多となりました。

政党別の内訳では
自民:13人
公明:2人
立憲:9人
維新:3人
共産:2人
国民:2人
社民:1人
無所属:3人
となっています。




参院選で当選した女性候補の数は
徐々に増えていて、
30年前の1992年と比べれば
「2倍以上」になっていますし、
当選者の中で占める割合も
10・2%から
今回の28・0%へと増えて
こちらも過去最高となりました。

では、女性議員を増やすことについて
今回当選した人たちはどう考えているのか?




いわゆる「クオータ制」
女性候補者の割合を一定以上にするように
法律で定めることについて当選者は。

「賛成」と「どちらかといえば賛成」が
合わせて37%。

「反対」と「どちらかといえば反対」が
合わせて31%。

と、やや“賛成”が多いですが拮抗しています。



さらにこれを
自民党の当選者だけに絞ると、
「賛成」と「どちらかといえば賛成」を
合わせても8%と、
かなり後ろ向きな考えがうかがえます。




このデータは、今回の選挙中、
のべ48万人の方にご覧いただいた
zero選挙の「候補者アンケート」から
当選者のデータを取り出したものです。

今回、選挙で当選した人たちは
日本をどうしたいのか?
ほかにも興味深い考え方がわかります。




たとえば、新型コロナ対策について
当選者の半数以上、
57%が「経済を回すこと」を
重視する傾向となっています。




一方で、「脱マスク」を
進めるべきかどうか?については、
「どちらかといえば積極的に」が33%
「どちらとも言えない」が30%
「どちらかといえば慎重に」が24%
と割れています。

今回、当選した人たちは、
経済は回しつつも
脱マスクについては慎重に、
という人も一定数いることがわかりました。

選挙は投票したら終わり、
当選したら終わり、ではなく
ここからがスタートです。

ぜひ、当選した人たちや
政党がどんな仕事をするのか?
チェックしてみて下さい。

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