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#136 この夏、国内旅行先で”発症”したら?

2022.08.08

この夏休みに国内旅行をする人は、
もし旅先で発熱したら
どうすればいいのでしょうか?




夏に人気の「沖縄県」。
県の担当者に取材したところ、
旅行中にコロナが疑われる症状が出た場合、
まずは「旅行者専用相談センター沖縄」
もしくは
沖縄県のコロナ相談窓口に連絡してほしいとのこと。
電話をすればPCR検査センターや
医療機関を案内してくれます。

検査の結果が出るまでは
そのまま自分の宿泊施設、ホテルなどで待機します。

もし「陽性」となったら症状などによって
「宿泊療養」もしくは「入院」となり、
療養の場合は基本的には
そのまま自分のホテルなどで
過ごすという流れになります。

ホテルでの延泊の手続きは
基本的に自分で行います。




普段は、軽症や無症状であれば
県が用意した
「宿泊療養施設」に入ることもできるのですが、
現在は感染が急拡大中です。
療養場所のない人や
重症化リスクの高い家族がいる人などを優先しています。

旅行者には
基本的に自分のホテルでの療養をお願いしていて、
家族など濃厚接触者も含めて
延泊料金は「自己負担」となります。

ただ、注意した方がいいのは
コロナだけではないんです。




沖縄県では
「旅行中」にお願いしたいこととして、
・熱中症対策
・日焼け対策
・過度な飲酒を控える
・海を安全に楽しむための事前準備
などをあげています。

「日焼け対策」というのは
沖縄の紫外線はとても強いため、
日焼けをしすぎると全身やけど状態となり
救急搬送される人もいるほどなんだそうです。




しかし、沖縄県では病床使用率が
きのうの時点で85.6%に達しています。

「医療非常事態宣言」が出されていて
通常の病気やケガでも
すぐには診てもらえない可能性があるので、
日焼け対策もしっかりと、ということなんです。

もう一つ、そもそも旅行に行く前に
現地に負担をかけない対策も大切です。




県では「旅行前」の注意として
・2週間前までに「ワクチン接種を済ませる」か、
・PCR「検査」などで陰性を事前に確認してからの来県を呼びかけています。

また、体調が悪い場合は旅行を延期し、
・服用中の薬
・解熱剤などは「多めに持参」してください。
万が一、旅行中に感染がわかると
発症後10日間は、
ホテルなどでの待機が必要となるためです。

沖縄県の例をご紹介しましたが
行き先の自治体の対策を
確認するようにして下さい。
そして、
大人数での会食を控えるなど
基本的な感染対策は、全国共通です。

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