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#054  イベント制限延長 花火大会は?

2020.08.24

流行がなかなか収まらない中、イベントをどう開催するのか?

こちら、8月22日に東京で上がった花火なんですが、実はこれ、築地なんです。
築地市場の跡地からおよそ1800発の花火が打ち上がりました。

今年は密を避けるために場所を明かさない
「#エール花火」とか「#サプライズ花火」がすっかり当たり前になりましたよね。
このようなイベントで、観客をどう入れて開催するのか?
8月24日、方針が示されました。

5月に示された政府の基本的対処方針ではイベントの開催制限について、
ステップ①、②、③と徐々に上限の人数を増やして、
現在は、屋内のイベントなら定員の半分、50%。
屋外のイベントなら十分な間隔を取って上限「5000人」で開催する
という目安がありました。
これが8月いっぱいまでの話で9月以降は、この人数を
「上限なし」にするかどうかがポイントでしたが
8月24日政府は、現在の感染状況を踏まえ
当面「9月末」まで制限を延長することを決めました。

ただし、収束の傾向が見られた場合は9月末を待たずに再検討するとしています。

日本ではこの夏、風物詩となってきた大きな花火大会が中止に。
主なものだけでも…
新潟・長岡まつり大花火大会、熊本・やつしろ全国花火競技大会
すべて中止や延期が決まっています。
こうした中で、感染対策を十分にして開催を決めた大会もあります。

熱海海上花火大会です。
8月5日から、来年の1月まで11回の開催が予定されています。
密になるのをできるだけ避けるため、地面には注意書き。
さらに、打ち上げ方も。
普段の夏は30分で5000発打ち上げるところを今年は15分で5000発。
半分の時間で見応えのある花火、この夏およそ4万6000人が
花火の日に熱海を訪れたそうです。

さらにどうしても本物の花火が見たい方へ、こんなものも登場しました。
花火大会が「ふるさと納税の返礼品に」
「MY花火大会」と名付けられ個人で花火大会ができるというもの。
奈良県香芝市が返礼品に加えました。

市内に工場がある花火製造会社の企画で、バーチャルではなくリアルで。
大阪市の人工島・舞洲から65発を打ち上げてくれます。
これなら小規模なので密になりにくい花火大会が実現できるというわけです。
ちなみに、寄付金額は「90万円」です。

イベントを主催する側も工夫していますし、
私たちも感染対策をしっかりして楽しみたいですね。

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