暴風や落雷で、停電が起こる可能性もあります。
真夏の台風、もし停電した場合、
暑さをどうしのぐのか、お伝えします。

沖縄ではこの暑さの中、
「停電でエアコンがとまり苦しんだ」
という声が相次ぎました。
８月１日、都内でも急な雷雨で停電が起きましたが、
エアコンが使えないとき、どうやって涼をとり、
熱中症から身を守ればいいのでしょうか？

厚労省などは４つあげています。

まず、涼しい服装に着替える。
熱がこもらないように
通気性のよい服を選んでください。

体から熱を逃がすために
濡れたタオルを首などに当てた状態で
うちわであおぐ。

そして断水していなければ
水浴びや水風呂で体を冷やしてください。

もちろん
こまめに水分や塩分をとることも大切です。

災害リスクアドバイザーの
松島さんによりますと
水風呂とまではいかなくても
たとえば水を入れた洗面器に
足首までつかるだけでも
熱中症対策になるそうです。

停電が起きる前にできる準備もあるんです。

クーラーボックスの中に
あらかじめ水を凍らせておいたペットボトルを
用意しておくといいといいます。
クーラーボックスがない場合は
発泡スチロールの箱でもいいそうです。

この凍らせたペットボトル、
首や脇の下など肌を冷やすのに使えます。
氷が溶けたあとは、飲み水にもなります。
これを家族の人数分くらい用意しておきましょう。
ただ、凍らせるときに水をめいっぱい入れてしまうと
ペットボトルが破裂してしまう恐れがあるので
少し減らしてから凍らせましょう。

停電することも想定して
スマホを充電をしておく、
また自治体の避難情報を確認することも
忘れないようにしてください。