#111 3回目接種…オミクロンに効果は?副反応は?
自衛隊の大規模会場で3回目接種が始まり、
若い世代への接種も本格化していきますが、
改めて、3回目はオミクロン株に効くのでしょうか?

今月、NNNと読売新聞が行った世論調査で
「あなたは3回目接種どうしたいですか?」と聞いたところ。
・すぐに受けたい 35%
・急がないが受けたい 51%
合わせて86%の人が「受けたい」と思っている
という結果になりました。
では、3回目はオミクロン株にどうなのか?

これは、厚生労働省が出している「発症予防」
つまり、ウイルスに感染してもせきや発熱などの症状が出ない、
という効果を見たデータですが
イギリスでは
ファイザーを2回接種したあと5か月たつと
オミクロン株に対して発症予防効果はおよそ10%に
それが、3回目を接種して半月から1か月後には
およそ75%まで回復します。
ただ、3回目を打っても
2か月半以降は50%程度まで低下していました。
では、重症化予防はどうか?

同じくイギリスのデータで
オミクロン株に対する「入院予防」効果を見ると
2回目接種から6か月以上たった人では
44%まで低下していましたが
3回目を打って半月後には89%まで回復しました。
2か月半以降も83%をキープしています。
やはり、重症化予防が大事なポイントなんですが

日本では3回目の接種は思うように進んでおらず、
最新の数字で全人口の3・2%にとどまっています。
その理由の一つとして挙げられているのが
モデルナを敬遠する動きです。
特に高齢者で2回目までファイザーを接種した人が
3回目モデルナを打つ「交互接種」をためらったり、
「副反応」を気にして、
ファイザーに希望が集中している自治体もあるといいます。
モデルナの副反応が気になっている人も多いと思いますが

アメリカの疾病対策センター=CDCが
実際に接種した22万人以上を調べたところ。
3回目を打ってから1週間以内に
なんらかの症状が出た人は6割弱となりました。
これは、1回目(5割弱)よりは多く
2回目(7割強)よりは少ない
という結果になっています。
モデルナの3回目接種は
アメリカも日本も半分の量で行っていますが、
それでこの割合ということです。

感染症学が専門の松本哲哉主任教授に伺ったところ、
「3回目に新たに重い副反応が起こるわけではないですが
すごくつらかった人は同じくらいのレベルで起こるかもしれません」
「ただ3回目は、ある程度準備と覚悟ができるので、
事前に解熱剤などを準備して兆候が出たらすぐに飲んだり、
仕事などの日程を調整したりした上で臨むのがおすすめ」だそうです。