• スマホのなか

#025 “コロナ禍の海外日本人⑰”

2021.05.12

人口の4割以上が少なくとも1回目の接種を終えたアメリカ。
サンディエゴに住む真由美さんは1回目の接種を受けたばかりでした。

Welcomeの文字が大きく書かれたその会場は・・・競馬場。

競馬場に来た車の列。


その先に待っているのは駐車場ではなく・・・



ワクチンの接種場所でした。

○真由美さん
「蛍光色のベストを着た人が注射を打つ人です。ドライブスルーです完全に。」


より多くの人にワクチンを打てるようボランティアを募集しているといいます。
誘導や受付、そして注射する人まで。

○真由美さん
「例えばリタイアしたお医者さんだとか看護師さんだとか、そういう方ですよね」


人口のおよそ半数が少なくとも1回目の接種を終えたイギリス。ロンドンに住むカンナさん。
2021年2月喘息の基礎疾患がある夫にワクチン接種の案内が送られてきました。



○カンナさん
「喘息の人は(接種できる)ってことで招待は来てたんですけど」

早速予約を取ったのですが、注射の前日に・・・
○カンナさん
「そのあと一方的にキャンセルされまして実は」
「あなたの症状はそこまでひどくないっていう理由で」

病院から突然キャンセルの案内。


基礎疾患があっても重症でないと優先されないというのが理由でした。

この2か月後ようやくワクチンを打つことができた夫。
会場はクリニックの外に設置されたテントでした。


○カンナさん
「建物の中にはそもそも入れなくて」

ワクチン接種が進むロンドンでは徐々ににぎわいが戻りはじめています。


○カンナさん
「だいぶカフェの外にいつも以上にテラス席がはり出していて、
 みんな外でお茶する気満々なんですけど」

取材したとき、店内での飲食は禁止されていましたがテラス席は大混雑。


カンナさんは外出したときにもらったあるものを見せてくれました。

○カンナさん
「ラピッドテストって言って20分で結果がでる検査キットなんですが、
 ティッシュ配りのお兄さんみたいな人が配っていまして。うちもう2つあるんですよ、すでに。」

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