• スマホのなか

#006 “防災意識の格差”

2020.01.16


スマホのなかの防災意識。

まずは福島で東日本大震災を経験したという2人。

○福島県出身の会社員(26)
「備蓄をしました。食料7日分とかをネットとかで買いました」

 


“3日間生きのびる”と書かれた食料の購入履歴が。

○福島県出身の会社員(42)
「私はモバイルバッテリーをすごい大量の。
 電気が止まるかなとかそのときに携帯がほんと困るから」
「近い将来(災害が)いつくるかわからないから、そのときに備えて」


大学生の彼は。

○大学生(21)
「普段からtwitterで気象庁とかのフォローしたり、
 情報が自分のとこに入るようにしてます」

「大学生になって一人暮らしはじめて、親元離れたので
 自分一人で災害の情報得て、
 それに対する準備対策をしなきゃいけないなという危機感からフォローしました」

2019年の台風19号を経験した神奈川県に住む2人が見せてくれたのは。

○神奈川県に住むデザイナー(35)
「お水を備蓄していっぱい家に常にあるようにはしてます。
 ペットボトルとかで。」

ネット通販で買ったという大量の水とお茶。

「(災害時に)スーパーでお水がなくなった時期とかあったりしたので、
 前もって買っておくようになりました」

さらに。

「携帯の充電がなくならないようにびくびくしてます。
 つなみモードにしてます」

 

 

Q津波モード?
「津波モードじゃなくて、スタミナモードだった。英語で書いてあったから。
 55%以下の充電になると省エネモードに切り替わる設定です」

彼女のラインには、台風19号が関東に上陸した日のやりとりが。

○神奈川県に住む会社員(38)
「川の近くに住んでいる(親戚の)お家に今後の雨量、
 高潮のデータを送りました」

神奈川県平塚市の川沿いに住む、親戚の身を守るため情報を送っていました。

○LINEのやりとり
「これまでの雨量でこの感じの川が、
 この後の16時以降さらに水かさが増すと心配です」

「うん、うん、ありがとう」

Q「防災アカウントみたい」

○神奈川県に住む会社員(38)
「多少引かれてますけどね。
 うるさかったなですめばそれでいいなと思ったので、
 命があればなんとかなる」

しかし、全く意識をしていないという人も。

Q防災関係のアプリは?
○都内に住む会社員(27)
「なんも入ってないと思います」

○都内に住む会社経営者(27)
「被災したことない」

○都内に住む会社員(27)
「自分が(被災した)経験ないからですかね。」

こちらの夫婦も。

夫(27)
「めんどくさいから。(災害が)
 ひとごとになちゃってるのかな」

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