■醤油の染み抜き

【道具】
・タオル
・歯ブラシ
・洗濯洗剤（撮影では中性洗剤を使用）

【方法】
①タオルをシミのついた服の下に置く
②中性洗剤をつけた歯ブラシにつけるシミ部分を叩く

ポイント①
叩く作業は、汚れを落とす為ではなく、洗剤をシミに浸透させることが目的

ポイント②
シミはこすって落とすのではなく、叩いてシミをタオルに動かすイメージ

取りにくいシミの場合
◎お湯（約50℃）で揉んでいく
⇒シミは基本、水よりお湯の方が落ちやすい
※低温やけどにご注意ください

■口紅の染み抜き

【道具】
・タオル
・歯ブラシ
・オリーブオイル
・消毒液（アルコール）
・お湯

【方法】
①オリーブオイルを歯ブラシに染み込ませシミ部分に付けてこする

ポイント①
オリーブオイルによって口紅が付着部分から離れる
※顔料は液体のものと違い繊維の中に入るというより、服の上に乗っている状態なので、服を裏返し服の裏からこすって汚れを動かしていく

②シミ部分に消毒液を付けもみ洗い

ポイント②
アルコールは水も油も分解する

③お湯（約50℃）で、浮いた口紅やオリーブオイルを流していく
※低温やけどにご注意ください

■カレーの染み抜き

【道具】
・タオル・歯ブラシ
・酸素系漂白洗剤（液体・粉末）
・アイロン・お湯

【方法】 
①手で取れる汚れは手で取っておく
②（酸素系）液体と（酸素系）粉末の漂白剤を1対1の割合で混ぜる
※危険なので、塩素系の漂白剤と酸素系漂白剤を混ぜないでください
※パッケージに記載されている注意事項をよく読み、手袋等着用し安全に行ってください。

④混ぜると（泡）酸素が発生する。

ポイント
この泡（酸素）に漂白する力がある

⑤歯ブラシでトントン叩き洗剤を浸透させる

⑥お湯（約50℃）ですすぐ
※低温やけどにご注意ください

手強いカレーには、アイロンのスチームをアテることで、漂白剤の効果が上がる

■泥の染み抜き

【道具】
・重曹・中性洗剤

【方法】
①シミの部分に洗濯用洗剤と重曹を混ぜる

ポイント
ドロドロのジェル状にする

②付けた部分を揉んでいく
⇒揉む事で重曹の研磨効果が働き、泥を布から外へ出ていく

ポイント
揉み方はシミ部分だけを集中的に行う

③洗剤をすすぐ