放送内容

HATENAVI

2012/11/06 放送
外国人が戸惑う日本のジェスチャーとは?第2弾

外国人が戸惑う日本のジェスチャー

外国人が戸惑う日本のジェスチャー
外国人が戸惑う日本のジェスチャー

お世辞などを言って自分の利益を図ることをさすこのごますり。多くの外国人が戸惑っていましたが、由来はすり鉢でごまをするとあちらこちらにくっつくことから、人にこびへつらうという意味になったとも言われています。

オヤジのジェスチャーを集めた本に紹介されるこの「ごますり」は日本社会独特のものと思いきや、海外でもごますりのジェスチャーがありました。

メキシコでは"あごひげをなでてあげる"そうです。
元々はひげをそって、相手を気持ちよくさせるというところからこのジェスチャーはきているそうです。

お会計をするときに日本人がよく「おあいそう」といいながら、指で"×"を出すこのジェスチャー。
サッカーの取材でイギリスに訪れていた田中毅アナウンサーに急遽、店員さんがどんな反応をするのか調査してもらいました。
すると店員さんは豆鉄砲をくらったような表情を浮かべました。
取材の意図を明かし、お会計はどんなジェスチャーをするのか聞いてみたところ、支払いのサインをする動きや紙幣を数える動きがお会計のジェスチャーになるようです。

続いて、狭い道などを通るとき片手をだすジェスチャーにはどんな意味があるのか、世界のジェスチャーに詳しい文化人類学者に聞いてみたところ"感謝の印""手刀"とのこと。
道を開けてくれた人に「ありがとう」という気持ちを伝えていたんです。

一つ一つの動きに意味があったり、歴史がある世界各国のジェスチャーですが、世界中どこに行っても通じるジェスチャーがあります。
それは・・・YESなら首を縦に、NOなら首を横に振るジェスチャーです。

お母さんの動きを真似るなど、言葉よりも先に身につけるこのジェスチャーですが、世界にはこのYES/NOの常識が通用しない国があったんです。それは、ヨーグルトでも有名なブルガリア。
YES/NOの動きが逆でした。