放送内容

HATENAVI

2012/11/20 放送
"タッチパネルあるある"と解消法

タッチパネルあるあるを徹底調査

タッチパネルあるあるを徹底調査
タッチパネルあるあるを徹底調査

急激に広がっているスマートフォンですが、タッチパネルのミスタッチなどついついやりがちですよね。
そんな「タッチパネルあるある」を徹底調査しました。

今や街はスマートフォンを操作している人でいっぱい!
今年の出荷台数もスマホは、およそ7割を占めています。
さらにiPadを使いこなすデジタルキッズも増えるなど、すっかり生活に溶け込んでいるタッチパネル。
最近ではiPadミニやWindows8、電子書籍端末キンドルなどタッチパネルの最新機器が続々と登場。

そもそもタッチパネルは、指で押した画面の位置を電圧変化の測定によって検知する仕組みですが、最近のスマホやタブレットは、画面に一定の電気を流し、指で触れたときの電気の変化を読み取って反応する仕組みです。
この方式の場合、慣性に従って動くような、なめらかな操作や拡大、縮小などが可能となるんです。

ところがスマホのタッチパネルは、このあまりの反応の良さでちょっとイラッとすることが起こりがち。
そこで、ついついしてしまう「スマホタッチパネルあるある」を街で調査しました!

●フェイスブックとかでまちがって「いいね」
●寝ているときに勝手に電話かけた。
●YouTubeが全画面が小さくなった。
●固まる。メール送れない。

この固まるというのは、パソコンと同様でデータ量が多いのが原因。
アプリや写真などを整理したり、電源を落として再起動すると解消しやすくなります。
そして、中でも意外に多かった「あるある」が・・・ほっぺたでタッチして通話を切ってしまうという人も多くいました。
相手に声が聞こえるようにとスマホを顔に近づけがちになっていたからなんです。
この解消法として有効なのが、単純にスマホをほっぺたから離すこと。
実は、口とスマホとの距離が長くても、余程うるさくない限り聞こえる声の大きさにほとんど差はないそうです。

続いて多かったのがメールなどの誤送信。
LINEを開いたままポケットに入れてしまったため、勝手に文字が打たれて、いつのまにか友達に送信されてしまう。

そしてiPhoneユーザーが特にやりがちな誤送信が、予測変換の矢印を押したら間違えて送信ボタン押してしまう。
iPhoneは予測変換の上に送信ボタンがあるため、誤送信してしまうことが多いそうなんです。
次候補ボタンを使うことで、ある程度解消されますが、表示される文字が少ないため、打つスピードが遅くなってしまいます。

解消のポイントは指のサイドで押すこと。
サイドで押すことでミスを少なくすることができるんです。
慣れてくるとスピーディに打つこともできるようになります。

様々な「あるある話」が出てきましたが、そこでふと思った疑問。
手が大きな人はどう使っているんでしょうか?

こちらは身長191センチの男性。
バスケットボールをやっているそうで、手はかなりの大きさです。
タッチパネルの使い方を聞いてみると。
得意技は、大きな手を生かした片手での拡大。

一方で、付け爪をしている女性はどう使っているのでしょうか?
こちらは、いつも付け爪をしながら、スマホを操作しているというギャルママ。
使い方を聞いてみると。
必殺技は、なんと「こぶし押し」!
フェイスブックの「いいねボタン」など細かいものは、このように、こぶしで押しているそうです。

そんなタッチパネルも誤操作を減らすため進化しています。
精密機器メーカーの京セラが開発しているのが、パネルを押すと、リアルにボタンを押しているように感じるタッチパネル。
タッチした部分が振動しており、その振動が指の神経を刺激し、擬似的に押している感触を生み出しているんです。
ミクロの単位で見るとパネルはこのように振動しています。
このタッチパネルは、来年度中の製品化を目指しているということです。